メンテナンス

【ロードバイク】シフト、ブレーキワイヤー、バーテープ交換。ついでにハブの分解まで

どうも、sayranです。

ついにワイヤー交換の日が来てしまいました。

やりたくないので先延ばしにしてきましたが、さすがにそろそろ手を付けておかないといけません。

何もしないと倍返しが来ますからね。

ワイヤーよりハブの確認のほうが大事なので、ついでに見ておきます。

メンテナンスの手順

  1. ハブ分解とグリスアップ
  2. ブレーキ、シフトのワイヤー交換
  3. バーテープ交換
  4. 最後に試し乗り。ネジの増し締め

字にすると簡単ですが、マジで苦行です。

難関はリアシフトのワイヤーを通すとこです。やったことある方ならわかると思いますが、大変です。

ワイヤーが通らないんですよね。毎回です。

リアハブの分解

いつもの手順でスプロケを外します。

これが、カンパのハブの構造です。カップ&コーン式ってやつですね。今回はベアリングまで外さずにグリスアップしておきます。

これがシャフトとラチェットの爪です。髪の毛くらいの針金で爪をとめて起こす仕組みです。針金は死んでませんでした。よかった。。。まだいけそうなのでこのままにしておきます。

ちなみに、この針金が折れたら最悪走行不能です。怖すぎですね。

万が一針金を折った場合、針金パーツはワイズロード新宿カスタム館に売っています。通販だとおそらく売っていないと思われます。プロショップでも取り寄せになるかもしれません。

そんな訳なので折ったりしないようにしましょう。怖い人は触らないほうがいいです。

長い事触ってなかったので、少しサビてる感じです。ステンレスなのでサビはないはずなんですが。

カンパのホイールはよく回るんですが、シーリング性能に難ありですかね。カップ&コーン式の難点でもあるらしいです。

ギヤの反対側はあまり汚れがないです。

スプロケです。

恐るべき都心の路上!大量の細かいゴミが付着しています。いくらきれいにしてもチェーンにオイルをさすので結局こうなるんですよね。一応きれいにしましたが、きりがないです。

一通り確認して、グリスアップしておきました。ラチェット音が静かになりました。

本来は脱脂して。。。という手順が必要なのですが省略しています。

難関のシフトワイヤー交換

ブレーキワイヤーとシフトワイヤーです。

前はアルテグラグレードでポリマーコーティングのワイヤーがあったのですが、シマノ商法によりポリマーコーティングはデュラエースシリーズだけになりました。

セカンドグレードでもそれなりにいいですよ。でもブレーキワイヤーはポリマーのほうが断然いいです。引きがかなり軽い。

古いワイヤーとバーテープを全部取ってから作業にとりかかります。

デュアルコントロールレバーの裏側からワイヤーを通す仕組みですが、これが全然とおらない。ここで焦るとダメなんですよね。タイコをなんとか、うまく納めないと大変なことになります。

延々と試行錯誤して通しました。ワイヤーのガイドがボロボロになっていたので、それを取ってから通すとなんとか通せたって感じです。

シマノのこのシステムは大変すばらしい仕組みですが、通しにくさはなんとかならないんでしょうか。

ワイヤーはハンドリングの邪魔にならないように、ある程度余裕をもたせます。フロント側はアジャスターつけてワイヤーを引けるようにしました。

フロント側のシフトがインナーからアウター側に上がらないことがありますが、今回は難なくクリア。

リア側の変速調整はこのアジャスターを回すことで調整します。よくわからない頃は色々触って面倒なことになりましたが、変速調整は基本ここだけでいいです。

これに比べるとブレーキワイヤーは楽々です。すぐ終わりました。

一通り完成したので、シフトの変速テスト。リアは微調整が必要ですがとりあえずOK。

カラーコーディネートがひどいですね。ブエルタとツールが混ざってる感じです。

しばらくはやりたくない作業です

テキストだとさらっと書いていますが、片付けも合わせて半日くらいかかりました。

自分でメンテナンスまでやろうと思う方、初めて挑戦する方へ

  • 準備をちゃんとしておく
  • 不具合が出ていても焦らない
  • 手が油まみれになる。中性洗剤であらうとよく落ちます。

段取りよくやらないと間違えます。例えばワイヤーのリアとフロントを間違えたりします。長さが違いますので間違えたら終わりです。

ネジも無くなったり、どこのネジかわからなくなったりします。置く場所を決めておきましょう。

ずっとメンテしていないと思わぬ不具合が出たりします。例えばワイヤーを通す穴が泥で詰まって通らなくなったりとかです。予想外の事が結構あります。

そこで、焦って力ずくでいくと全てが終わるかもしれません。基本的に力は必要ありません。

こういう作業は明らかに向き不向きあります。お金だして全部店に任せるのもありだと思います。

しかし、この作業を数千円で請け負うショップって大変な仕事ですね。この作業だけでかなり疲れました。立ち仕事ときつい姿勢での作業になりますし。

あと、意外にもバーテープ巻きも少し苦戦しました。今日だけでだいぶ握力を消耗した気がします。

こういう作業を発信すると増々ロードに乗る人が減少しそうな気がしますが、大丈夫でしょうか??手は油まみれになるし、大変な作業を自己責任でやるわけですしね。


最後のついでになりますが、僕のブログはメンテ系はあまり参考になりません。自信がないのでかなり省略してます。

kinoさんという方のブログにてメンテ手順を詳しく記事にしてあります。メンテ系ならkinoさんのブログがいいですよ。競輪選手にも手組ホイールを出してるくらいなので腕は確かだと思います。

おわり

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