メンテナンス

【絶望!山で遭難】ロングライドでのメカトラ対処法

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どうも、sayranです、

今日はロングライドでメカトラに遭遇した場合の対処法について記事にしたいと思います。

自走不能とか悪夢ですよね。山の中に取り残されたら。。。

対応可能なものから対応不可なものまであります。

基本は落ち着くこと

これは自転車通勤の時と同じです。

まずは落ち着きましょう。焦ると余計に事態が悪化する可能性があります。

山の中であれば作業場所の確保はしやすいので適当な場所でスペースを確保します。

パンク

  • 緊急対応の場合は札やガムテープ等で対応

パンクの対応は基本に忠実に行う事です。メカトラの難易度としては低いですね。

ただ、サイドカットなどハードなパンクの場合は厄介です。

緊急対応方法として、タイヤの内側にガムテープ、札を持っている場合は千円札、簡易的なパッチを持っている場合はそれをつかいます。

空気を入れる場合は高圧にならないよう注意が必要です。

変速不良 ワイヤートラブル

  • インナー トップギヤで乗り切る
  • ブレーキの場合はあきらめたほうがいいかも

ワイヤーが切れることによって発生する変速不可については、対応方法はインナーに落として男ギヤ一択です。

インナー、トップのギヤ選択をすることで走り続ける事は可能です。ディレイラー破損についても、走り続けることができればなんとかなります。

メカトラの中でもまだなんとかある範囲です。

ブレーキワイヤーが切れるのはあまり聞いたことありませんが、両方切れたらあきらめるしかないですね。

片方ならなんとかって所でしょうか。

チェーン切れ

  • 携帯チェーンカッターとアンプルピンを持っていきましょう

用意ができていない場合はかなりの悪夢となります。

山に行くときは簡易的なチェーンカッターとアンプルピンは持っておいたほうがいいと思います。

これがあればキレてもなんとかなります。

簡易的なチェーンカッターとしてこういうのもあります。バーエンドに仕込んでおくタイプのものです。

単体で持つ場合は背中に入れられるものか、サドルバックにはいるくらいのものでいいと思います。

チェーンカッターが無い場合はつま楊枝みたいに細いもので一時的に代用することもできます。

なにも無いと絶望感が凄いのでやっぱり事前に用意しておきましょう。

ホイールのハブ スポーク

  • スポークが折れたらブレーキアーチを開放してなんとか自走(完組)
  • 後輪のハブが壊れたらあきらめる

後輪のハブが壊れたらもうどうしようもないですね。さすがに携帯工具では対応が難しいです。

自分の知識では代用品も思いつきません。

ハブの構造をみるとマヴィックのほうがいくらか安心できると思います。爪のバネが分離\独立してますので。

カンパの場合は、針金が折れてもなんとか爪がひっかかるので走ること自体は可能ですが、完全にだめになったら終わりです。

スポークは完組ホイールだと折れたら走れないかもしれないです。

手組だと一本折れたくらいなら走る事はできます。

事前の予防策としてはマメにメンテをするしかないです。メンテをしないとこういう時に公開します。

その他トラブル

どこかのパーツが曲がったとかフレームが割れたなど他にもあると思いますが、駆動部分のトラブルでなければなんとか走ることは可能です。

実は大抵のメカトラはなんとかなる

  • 日ごろのメンテナンスが大事

自分も含めて多くのロード乗り(主にガチ勢)の人たちは色々なトラブルにあっていますが、なんだかんだで帰ってこれています。

それなりの対策をしていることもありますが、日ごろのメンテナンスをこまめにしていれば重大なメカトラにはあまり遭遇しません。

ロードバイクは自己責任の世界

昔ながらのロード乗りの人たちの共通概念として、自己責任の考えがあります。

メカトラを起こすのは日ごろの整備ができてない=自己責任みたいな感じです。

なので、練習会でメカトラで遅れても待ってくれないです。

とはいえ、みんながレース志向でもありませんし自転車に乗る人全員にあてはまる概念ではないですね。

自転車ロードサービス

最近では保険の付帯サービスとして自転車のロードサービスがあります。

au損保

これは有名だと思います。保険の他にロードサービスが付帯されています。サービス距離は50キロ。

cyclecall

こちらはプランを手厚いものにしたらロードサービスが100キロになります。

自転車保険はauでいいと思いますが、保障が物足りない保険に入っている方はcyclecallのプランの安いのを組み合わせるのもありかと思います。合計で距離が100キロになります。

cyclecallの面白いところはよくある質問のところに、自走できる場合は自走で帰ってもらいますという感じの記載があるとこです。

なんかロード乗りのマインドが分かってるなぁと思ってしまいました。

cyclecallのほうはもともとバイクのロードサービスの会社のようで、そっちのノウハウを蓄積してるとの事です。保険はおまけっぽいのでロードサービス専用で使うのがいいかもしれません。

なお、保険を選ぶときは免責に注意しましょう。

対応に自信がない人はロードサービスをつかいましょう

アドベンチャーの一貫としてメカトラを楽しむという考え方もあるのですが、楽しくない人はロードサービスがオススメです。

保険未加入の方はau保険、すでに入ってる方は追加でcyclecallを考えてもいいかもしれません。

再度になりますが、保険は免責がやっかいなので十分確認しましょう。

おわり

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